振付JUKEBOXエクササイズ
(会員制サロン)
シアーハッピネス代表の増田晶子は「ダンスは認知症予防に効果があるかも・・」という京都大学総合生存学館積山研究室で行われている介入研究(ダンス講座)の指導を一手に引き受け担当しています。2022年〜2023年にかけて対象者数十名を少人数グループに分けて、3ヶ月ずつ、6期分の指導を行っています。 ダンスは、まさにコグニサイズの一種。というか、コグニサイズそのものである ダンスは「身体的活動(=運動する)」だけじゃなくて、動きやステップを覚えることで、頭脳を使う、そして人と一緒に動きを合わせることで楽しさや達成感がり、さらに仲間同士でお互いに教えあったり、気遣ったりすることで、社会的な交流も生まれる。そういうもので幸福感に繋がっていくのではないか・・・ そういう幸福感を感じることが、認知症予防に繋がっていくのではないか、、、というのが積山教授のご意見。 もちろんまだ論文化していないし、はっきり言い切れることは何一つないけれど、 3ヶ月ごとに次から次へと新たな対象者と「はじめまして」を交わしながら、3ヶ月間、毎週ダンスを教えては卒業させている私にとっては、現場指導の手応えとして、元気になられたな〜とか、顔色よくなられたな〜とか、指示通りにスムーズに手足が動くようになられたな〜、笑顔が増えたな〜等の感想があります。 上記のブロンクス加齢研究でも、体操や運動、ランニング・ウオーキングよりも、「ダンス」や「楽器演奏」をしていた人が、5年後に認知症を発祥している人は少なかったという追跡調査が行われている。 またある論文によっては「運動(ランニングなど)」によって「海馬が大きくなる」という研究もあるらしい。ただ、それは海馬が大きくなるだけでは、=認知機能向上には繋がらない。 「海馬」というのは、人間の体のなかで唯一細胞の数が増える部位なので、運動(ランニング)を行って、海馬を大きくすることは重要なことかもしれない。 ・ダンスを行うことは、脳の中で様々な場所を鍛えている可能性があるのではないか・・・とか ・ダンスを楽しんでいくことは、ベータエンドルフィンが分泌されるのではないか・・・とか 認知症予防のプロの研究者である先生の「ダンスは認知症予防に効果がありそう」という見解は、やはりとっても魅力的だ。人はなんとしてもやはり認知症になりたくない・・・ 「ダンス」「や「楽器」をやりたくない人は、他にどんなスポーツをやれば、同じような効果があるのでしょうか?という質問が出たりする。 ダンスに苦手意識があり、踊りたくなんかないよという人は、無理にダンスを始めだす必要は無いけれど、 「やってみたいな」と興味を持つシニア世代の方が、 たとえその方が、初心者であっても、ダンスが苦手であっても、または男性であっても、 「無理なく楽しめて上手く踊れるようになる」何かを提供できるように力を尽くすことが私の役目なんだろうなと思う。 勇気を出してダンスをやってみようと思って参加してくださった方が 1人でも多く「ダンス練習」を楽しんでいただける場になるように。 また下記の話も興味深く ・・・欧米では認知症発症率は下がってきているんだそうな・・・ それは欧米では「家族」だけじゃない、「友達」や「仲間」と繋がる文化があり(=ソーシャライズ) 最近は誰もがそれを大切に出しているそうな。 日本だと、そこがいきなり、社会福祉協議会さんや介護予防の方々が主催されているサロンとか、認知症カフェ、高齢者専門の居場所みたいな空気感になってしまう・・・ 行政主催で行われているものも、とても社会にとって必要だけど、 私もそんな居場所づくりを提供したいと思う。それが「日々青春会」だ。 ここ10年高齢世代の方々に様々なダンス指導の講座や、ボランティアをやってきたけれど、ダンス練習会の提供だけでは不足。もう少し交流できる場。コミュニケーション向上と知的好奇心を満たせるようなそんな学びの場、そしてここでも実は「ダンス」なんだけど、行う人にとっては「単なる手足や頭の体操」に見えるものを、気づいたらいつの間にか「あれ?私ダンスを踊ってた」というような、そんな場を作りたいと思う。 「ダンス」という言葉が敷居が高い人には「振付エクササイズ」という入口から入ってきてもらえばいいなと。 どの入り口から入ってきても、教えているのは増田晶子だし、「生涯自分らしくあるために」という一つの目標に向かって過ごしていけたらいいなとそんなふうに思う。 歌声喫茶が好きだった人なら、きっと楽しんでいただける。 盆踊りが好きな人だったら、きっと楽しんでいただける。 そして男性向けのダンス講座も是非開催してあげたいな。 2023年7月現在、参加者募集中のクラスは、 ・水曜日(修学院音や 14:30〜入門⑵) ・木曜日(河原町御池 14:00〜入門⑵、15:00〜男性入門クラス) ・土曜日(修学院音や 13:15〜入門⑴) 参加希望や、ご質問はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 |